WordPress初心者が最初にやるべきSEO設定とは?
結論
WordPressでサイトを立ち上げたら、まず初めにやるべきSEO設定は「パーマリンク設定」「noindex確認」「サイトタイトルとキャッチフレーズの見直し」です。
初期状態のままでは、検索エンジンにとって不利な構成になっていることが多く、放置していると後々大きな修正が必要になることも。最低限の設定だけでも初期段階で整えておくことが、SEOで良いスタートを切る第一歩となります。
パーマリンク設定の見直し
WordPressの初期状態では、URLが「?p=123」のような動的URL形式になっており、検索エンジンやユーザーにとって分かりづらいものになっています。
管理画面の「設定 → パーマリンク設定」で、「投稿名」を選択することで、/example-post/
のようなシンプルで意味のあるURLに変更できます。これはSEOにも有効で、Googleも推奨しています。
noindex設定の確認
WordPressには、「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」という設定が存在します。これは開発段階などで検索結果に表示されないようにする機能ですが、公開後にチェックを外し忘れると、永遠に検索エンジンに載らないという致命的なミスにつながります。
管理画面の「設定 → 表示設定」内にある「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックを確認し、公開時には必ずオフにしましょう。
サイトタイトルとキャッチフレーズの最適化
WordPressでは、サイトのタイトルやキャッチフレーズがそのままHTMLの<title>
タグやmeta description
として使われることがあります。これらは検索結果の表示にも影響する重要な要素です。
「設定 → 一般」から、サイトの内容が明確に伝わるようなタイトルと、簡潔なキャッチフレーズを設定しましょう。キーワードを自然に含めることもポイントです。
SEOプラグインの導入
WordPressにはSEO対策に便利なプラグインが多数ありますが、初心者には「All in One SEO」や「Yoast SEO」がおすすめです。タイトル・ディスクリプションの設定、noindex設定、XMLサイトマップの生成など、基本的なSEO施策を簡単に行えるようになります。
ただし、複数のSEO系プラグインを同時に使うと設定が競合し、不具合の原因になるため注意が必要です。
まとめ
WordPressを始めたばかりでも、今回紹介した基本的なSEO設定を行うだけで、大きなトラブルを回避し、検索エンジンに正しく評価されるサイト作りができます。
- パーマリンクは「投稿名」に
- noindex設定のチェックは必ず外す
- サイトタイトルとキャッチフレーズは明確に
- SEOプラグインで基本設定をサポート
最初の一歩でしっかりと基礎を固めておくことで、将来的な順位アップや集客に繋がるSEO効果を得ることができます。